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Category Archives: 悲しき玩具

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[it-k101] 病院の窓によりつつ

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

病院の窓によりつつ、
いろいろの人の
元気に歩くを眺む。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 人, 窓, 病院, 元気, 眺

[it-k102] もうお前の心底をよく見届けたと

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

もうお前の心底をよく見届けたと、
夢に母来て
泣いてゆきしかな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged お前, 夢, 母, 心底

[it-k103] 思ふこと盗みきかるる如くにて

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

思ふこと盗みきかるる如くにて、
つと胸を引きぬ――
聴診器より。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 胸, 器, 聴診, 如く

[it-k104] 看護婦の徹夜するまで

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

看護婦の徹夜するまで、
わが病ひ、
わるくなれとも、ひそかに願へる。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 病, 願, 看護, 婦, 徹夜

[it-k105] 病院に来て

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

病院に来て、
妻や子をいつくしむ
まことの我にかへりけるかな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 子, 我, 妻, 病院

[it-k106] もう嘘をいはじと思ひき

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

もう嘘をいはじと思ひき――
それは今朝――
今また一つ嘘をいへるかな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 一つ, 今, 今朝, 嘘

[it-k107] 今までのことを

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

今までのことを
みな嘘にしてみれど、
心すこしも慰まざりき。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 心, 今, 嘘

[it-k108] 軍人になると言ひ出して

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

軍人になると言ひ出して、
父母に
苦労させたる昔の我かな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 昔, 言, 我, 苦労, 軍人, 父母

[it-k109] うっとりとなりて

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

うっとりとなりて、
剣をさげ、馬にのれる己が姿を
胸に描ける。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 胸, 馬, 姿, 己, 剣

[it-k110] 藤沢といふ代議士を

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

藤沢といふ代議士を
弟のごとく思ひて、
泣いてやりしかな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 弟, 代議士, 藤沢

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心底 (1) 夢 (18) 苦労 (1) 病院 (5) 眺 (2) 願 (4) 聴診 (1) 如く (1) 馬 (6) 病 (9) 我 (35) 嘘 (6) 胸 (19) 一つ (12) 婦 (4) 徹夜 (1) 軍人 (1) 昔 (8) 藤沢 (1) 代議士 (2) 元気 (1) 心 (52) 己 (3) 今 (25) 今朝 (6) お前 (5) 姿 (6) 剣 (3) 弟 (2) 父母 (2) 子 (28) 窓 (24) 看護 (4) 人 (46) 器 (1) 言 (21) 母 (9) 妻 (17)

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