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Tag Archives: 本

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[hs-t32] くさつた蛤 – およぐひと

Posted on 1975年10月10日 by 萩原 朔太郎

およぐひとのからだはななめにのびる、
二本の手はながくそろへてひきのばされる、
およぐひとの心臓はくらげのやうにすきとほる、
およぐひとの瞳はつりがねのひびきをききつつ、
およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。

Posted in 詩, 萩原朔太郎, 月に吠える Tagged 手, 心臓, 月, 水, 二, 瞳, 本

[it-k006] 本を買ひたし、本を買ひたしと

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

本を買ひたし、本を買ひたしと、
あてつけのつもりではなけれど、
妻に言ひてみる。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 言, 本, 妻, 買

[it-k013] うっとりと

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

うっとりと
本の挿絵に眺め入り、
煙草の煙吹きかけてみる。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 煙草, 眺め, 煙, 本, 入り, 挿絵

[it-k121] いつか是非、出さんと思ふ本のこと

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

いつか是非、出さんと思ふ本のこと、
表紙のことなど、
妻に語れる。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 本, 妻, 是非, 表紙

[it-k119] 寝つつ読む本の重さに

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

寝つつ読む本の重さに
つかれたる
手を休めては、物を思へり。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 手, 重い, 本, 物

[it-i051] 煙 – 二 (4)

Posted on 1910年12月1日 by 石川啄木

亡くなれる師がその昔
たまひたる
地理の本など取りいでて見る

Posted in 短歌, 石川啄木, 一握の砂 Tagged 昔, 本, 師, 地理

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煙 (6) 本 (6) 買 (3) 表紙 (1) 師 (5) 月 (15) 心臓 (5) 重い (4) 昔 (8) 煙草 (9) 物 (8) 入り (3) 眺め (3) 言 (21) 水 (12) 是非 (1) 手 (38) 二 (11) 挿絵 (1) 地理 (1) 妻 (17) 瞳 (4)

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