ことと.info

Main menu

Skip to content
  • ホーム
  • 石川啄木
    • 一握の砂
    • 悲しき玩具
  • 萩原朔太郎
    • 月に吠える
    • 青猫
  • 島崎藤村
    • 若菜集
  • 「ことと」について

Author Archives: 石川啄木

Post navigation

← Older posts
Newer posts →

[it-k048] それとなく

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

それとなく
その由るところ悲しまる、
元日の午後の眠たき心。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 心, 悲しい, 元日, 午後, 眠たい

[it-k047] 過ぎゆける一年のつかれ出しものか

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

過ぎゆける一年のつかれ出しものか、
元日といふに
うとうと眠し。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 年, 眠い, 一, 元日

[it-k046] 何となく明日はよき事あるごとく

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

何となく明日はよき事あるごとく
思ふ心を
叱りて眠る。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 心, 事, 明日

[it-k045] 青塗の瀬戸の火鉢によりかかり

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

青塗の瀬戸の火鉢によりかかり、
眼閉ぢ、眼を開け、
時を惜めり。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 眼, 時, 閉, 塗, 火鉢, 瀬戸, 惜

[it-k044] ぢりぢりと

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

ぢりぢりと、
蝋燭の燃えつくるごとく、
夜となりたる大晦日かな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 夜, 大晦日, 蝋燭

[it-k043] いつまでか

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

いつまでか、
この見飽きたる懸額を
このまま懸けておくことやらむ。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 額

[it-k042] 人がみな

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

人がみな
同じ方角に向いて行く。
それを横より見てゐる心。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 心, 人, 方角, 横

[it-k029] 新しき明日の来るを信ずといふ

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

新しき明日の来るを信ずといふ
自分の言葉に
嘘はなけれど――

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 言葉, 自分, 新しい, 嘘, 明日

[it-k028] なつかしき

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

なつかしき
故郷にかへる思ひあり、
久し振りにて汽車に乗りしに。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged なつかしい, 故郷, 汽車, 久し振り

[it-k027] 何がなく

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

何がなく
初恋人のおくつきに詣づるごとし。
郊外に来ぬ。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 恋人, 何, づるごとし, 郊外

Post navigation

← Older posts
Newer posts →

表示順

キーワードリスト

汽車 (15) 眼 (17) 時 (17) 惜 (1) 眠い (4) 方角 (5) 元日 (4) 夜 (26) 横 (1) 火鉢 (1) 額 (1) 人 (46) 明日 (2) 心 (52) 恋人 (4) 午後 (1) 嘘 (6) 事 (12) 悲しい (7) 言葉 (6) 閉 (3) なつかしい (10) 何 (19) 年 (22) づるごとし (1) 新しい (5) 眠たい (1) 大晦日 (1) 自分 (7) 瀬戸 (1) 久し振り (1) 故郷 (3) 蝋燭 (1) 塗 (2) 一 (20) 郊外 (1)

カテゴリー

  • 石川啄木 (424)
    • 一握の砂 (234)
    • 悲しき玩具 (190)
  • 萩原朔太郎 (111)
    • 月に吠える (56)
    • 青猫 (55)
  • 島崎藤村 (58)
    • 若菜集 (58)
  • 短歌 (424)
  • 詩 (169)

アーカイブ

  • 1975年10月
  • 1923年1月
  • 1912年6月
  • 1910年12月
  • 1897年8月
Proudly powered by WordPress Theme: Forever by WordPress.com.