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Category Archives: 短歌

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[it-k114] 春の雪みだれて降るを

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

春の雪みだれて降るを
熱のある目に
かなしくも眺め入りたる。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 春, 熱, 眺め, かなしい, 目, 雪, 入り

[it-k119] 寝つつ読む本の重さに

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

寝つつ読む本の重さに
つかれたる
手を休めては、物を思へり。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 手, 重い, 本, 物

[it-k083] 生れたといふ葉書みて

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

生れたといふ葉書みて、
ひとしきり、
顔をはれやかにしてゐたるかな。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 顔, 葉書

[it-i054] 煙 – 二 (7)

Posted on 1910年12月1日 by 石川啄木

わかれをれば妹いとしも
赤き緒の
下駄など欲しとわめく子なりし

Posted in 短歌, 石川啄木, 一握の砂 Tagged 子, 赤い, 妹, いとしい, 欲しい, 下駄, 緒

[it-k139] 新しきからだを欲しと思ひけり

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

新しきからだを欲しと思ひけり、
手術の傷の
痕を撫でつつ。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 新しい, 欲しい, 痕, 手術, 傷

[it-k061] 百姓の多くは酒をやめしといふ

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

百姓の多くは酒をやめしといふ。
もっと困らば、
何をやめるらむ。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 多く, 何, 酒, 百姓

[it-i116] 忘れがたき人人 – 一 (15)

Posted on 1910年12月1日 by 石川啄木

しらなみの寄せて騒げる
函館の大森浜に
思ひしことども

Posted in 短歌, 石川啄木, 一握の砂 Tagged 浜, 函館, しらなみ, 大森

[it-k163] 枕辺の障子あけさせて

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

枕辺の障子あけさせて、
空を見る癖もつけるかな――
長き病に。

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 空, 障子, 病, 長い, 癖, 枕辺

[it-i091] 煙 – 二 (44)

Posted on 1910年12月1日 by 石川啄木

わが庭の白き躑躅を
薄月の夜に
折りゆきしことな忘れそ

Posted in 短歌, 石川啄木, 一握の砂 Tagged 白い, 月, 庭, 夜, 躑躅

[it-k077] この四五年

Posted on 1912年6月20日 by 石川啄木

この四五年、
空を仰ぐといふことが一度もなかりき。
かうもなるものか?

Posted in 短歌, 石川啄木, 悲しき玩具 Tagged 空, 年, 一, 度, 四, 五

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